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アイツの隣

泣くことには慣れていた
ひとりぼっちにも慣れていた

どんなに辛くたって
じっと耐えてきた

これはこれ
それはそれと
棲み分けてなんとかやってきた

なのに今更どうしたというのだ
体が言うことを聞いてくれない
1人で居られないのだ
人は1人で生きていけない
そんなことはわかっている



だから独りぼっちのアイツを
助けたいと思ったんだ
愛を知ってほしいと思ったんだ
幸せになってほしいて思ったんだ
私には、私ならできるって思ったんだ
だから近くにいたいと思ったんだ

でもあまりに手強すぎて
私が壊れちゃった
それでもアイツの側を選ぶのは
間違いか?



信じるところに道ができる

それだけが確かなこと
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