毎日真白

朝、起きたら胸がばいーんってなってた。

ばいーんと。


｢――――ッ！！！？｣


大声を出さなかった自分に拍手。
何故なら俺も、ついでに言うとカイトも全裸で、何も言い逃れができない状態だったから。


落ち着け、落ち着くんだ俺。
目の錯覚かもしれない。生まれてこの方母親の生乳、それも小さい時にしか見たこともない俺の妄想かもしれない。

ちらりと布団の中に目をやる。

やっぱりむ、胸が膨らんでる！！


どうしてだ。
昨晩｢今日は胸だけでイってみましょうか｣と拷問のような事を宣告され、その通り散々胸……というか乳首を弄られたからなのか。


………そうだ、きっと胸が張れたんだ！！


｢トイレ行こ｣


そして、俺は今度こそ絶叫した。


｢な、ねぇぇぇぇえええ！！！！｣


俺の、俺のチ……息子が跡形もなく消滅していた。


｢……………｣

｢ますたー、マスターどうしました？｣


お尻裂けてました？……あ、お尻は最初から変な話裂けてますよね。


起きた。
どうしよう、このまま出たら確実にばれる。


｢マスター？｣

｢な、なんでもない。ちょっと凄い大きいうんこ出たからびっくりしただけ｣

｢朝からスッキリですね｣


カイトの足音が遠ざかる。
よし、こっそり抜け出して、バスタオルかなにかで胸を潰して。


｢あ、今日はパンとご飯どっちに｣

｢、｣

｢………………｣


扉を開けた俺と、台所から顔を出したカイトの目が合う。


｢…………………｣

｢………なんか、痩せました？｣


ば、馬鹿で良かったあぁぁぁあああ！！！


｢うんこ出したからじゃね？｣

｢なるほど｣


顔が台所に消える。
何度も言うが、馬鹿で良かった。


｢って、んなわけあるかぁあああ！！！｣

｢ぎゃああぁぁぁああ！！｣


鬼気迫る顔でカイトがタックルをかましてきた。
もちろん避けれる筈がなく、そのまま身体はガッチリとホールドされる。


｢おお、おっぱいありますよねマスター？｣

｢きき、きのせいだろカイト？｣

｢じゃあこの胸の膨らみは何ですか｣

｢きゃんっ｣

｢……………｣


鷲掴みにされて変な声が出る。


｢なにす…………カ、カイト？｣


鼻血を噴き出してカイトは卒倒した。



おわり^ρ^


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充電切れそうだからおわり

あきたんは巨乳
アカイトは貧乳
こーたんは微乳

異論は認める