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芽生えの歌

ふーさん、ハイパー更新停滞タイム脱出の巻。


















・なぜ更新が滞っていたか、簡単にいうとここ数ヶ月はリアルの活動で目一杯だったってことなのよね。異動もあって単純に仕事が忙しくなったこと、バンドでの約5年ぶりのライブに出るための準備、そしてとある子とのデートだったりとある友達とじゃれてたり。





・そんな間にわたくしふーさん、23歳になりましたよっと。右のワインがバンドのベーシストから、左の写真立てが遠距離の友達からの誕生日プレゼントね。ちなみに入ってる写真は友達が作ってくれた誕生日カードなんだけど、それがおされ過ぎて自分の写真を入れづらいというジレンマ。






・ブログを始めて約4年、気がつけばネット上での友達はずいぶんと離れていってしまった。いや自分で失ったというべきか。一体どこで間違えてしまったのか、それともこうなることは避けられない必然だったのか。ほんの小さな枝葉のほんの小さな病は、いつのまにか樹木を枯らし、森をも枯らしてしまいそうだ。















もう苗木だって枯れてしまいませんように。



リベンジの歌

ふーさん、一年越しのリベンジ二本立ての巻。


















・あこがれが溢れ出すままに、意を決して前髪ぱっつんボブにしたの巻。どことなく少し古臭いUKロック風味。さすがに当初の理想である金髪ボブは叶わなかったのが残念だけれども。だがしかしここが終わりじゃなくて始まりだぜ。ここから伸ばして本格的なおかっぱ目指すんだぜ。








・そしてそんなボブカットと、前記事に載せたフライングVをひっさげてライブに出てきた。Arctic Monkeysの「I bet you look good on the dancefloor」と、きゃりーぱみゅぱみゅの「ファッションモンスター」を弾いてきたんだぜ。ちなみにセッションライブっていって、知らない人たちが集まっては既存曲をコピーして合わせるって大会なんだぜ。


・当初の目的であったボーカル候補探しこそ結果的に失敗に終わったが、思わぬ素敵な出会いには恵まれた。一人は「I bet you〜」で一緒になったギターの人、もう一人は「ファッションモンスター」で歌っていたボーカルの子だ。前者は音楽の趣向やテンションがフィットするガレージロック男子、後者は人懐っこくゆるふわなノリが心地好いショートボブ女子。どちらとも本業のバンド外のゆるいムードでバンドをやりたいものだ。













普段なら相手が知らない第三者の話を延々と話すことはしたくないけど、あまり素敵だったからつい。


恋の歌

ふーさん、いろんなものに胸きゅんの巻。




















・アコギを衝動買いしてから3ヶ月、早くもふーさんのお家に新しいギターが来たよ。ギタービルダーの卵である後輩手作りのフライングVってギターね。深緑のボディにゴールドパーツの粋なルックスに一目惚れして譲り受けたんだぜ。






・ふーさんの所有ギター達を家族写真的なノリでパシャる。フライングVって本来はメタルやハードロックに使われがちなギターなんだけど、これは元々の太く甘い音にふーさん好みの凛とした芯も兼ね備えた、見た目と裏腹にバランスのいい代物なんよね。






・仕事前に他のセブンに寄った際。ギャルいお姉さん店員がふーさんのレジだった。商品受け取りのタイミングでどんぴしゃで眼が合う。1秒にも満たないその瞬間、「あれっ…この人かわいかったっけ?」とぐらつく心臓、華やぐ数秒。特段何もなかったのに、わりと見慣れた人のはずなのに。恋の始まりってきっとこんな感じ。


















その後はふーさんもまたそういう風に思われてる妄想で一日を過ごしましたとさ。

ティーンの歌

ふーさん、日記らしい日記の巻。
























・ふーさん突然の前髪ぱっつんボブデビューから早1年、最近になってまた前髪ぱっつんボブ熱が再燃している。否、むしろおかっぱ熱と言うべきか。願わくは↑こんな感じに小粋なおかっぱ男子になりたいものだ。おかっぱデビュー時が自分の中で消化不良気味だったのでなおさらだ。だが蛍原やふかわりょうになる危険性も否めない。職業柄と顔面の壁は高い。








・生まれて初めて自分のお金で回らないお寿司屋さんに食べに行った。そして初めて後輩を食事に連れてく側にもなった。厳密には後輩というか4歳下の高校生のバイト達だけど。


バイトでは一番真面目でいい子だがおされでボーイッシュなロック少女Iちゃん、飄々とした振るまいの裏にSCANDALへの偏執狂的熱情やゲイ疑惑を隠したSくん、そしてふーさん。およそ板前スタンバイスタイルにゃ似合わない餓鬼んちょ3人。下手に粋がった結果がこれである。




・共通項であるバンドや音楽の話に花を咲かせ、今が旬だという寒ブリやヒラメをひとつまみ。やっぱり音楽は10代のものであってなんぼのもんではないか。人生で一番音楽がそばにあって、血肉になる時期だと思ってる。媚を売って曲を作ろうって気はないが。


ティーン独特のノリの中にいると自分もその頃に戻ったようだ。音楽とエロしか考えてない、アホで暗くて頭いかれた高校時代に。自分の世界を盲信できることは10代最大の長所であり短所だ。しかし高校生とはかわいい生き物だ。顔とか関係なしに存在がかわいい。もちろんそれなりにノリが合ういい子であることが大前提だが。
















次に目が覚めたら家が高校生のたまり場になってますように。


二人の歌

ふーさん、仙台にて久しぶりのおデートだよの巻。



















夜勤明けの体に鞭打っては向かったは仙台。待ち合わせの「高速バスターミナル」と「市営バスターミナル」を互いに勘違いしてしまい、着いてから対面するまでで数十分を要した。更に遡ればこちらは夜勤明け、そちらはスリップ事故……と、思えば二人が会うときはどういうわけか、必ず会うまでに一苦労も二苦労もしてしまう。神様が妬いてるってことにしてしまえ。






今回のそもそもの目的は仙台から一駅、仙台東照宮なる神社にて行われるはずの骨董市……がやってないとはどういうことだ畜生。だがしかし我々は二人共トイカメラユーザー、なので矢継ぎ早にスーパー撮影タイムに移行する。そこかしこで同じタイミングで突如撮影に勤しむふわヒラ女とガリモサ男のきな臭い二人組。なおその写真は現像でき次第後日あげていく予定である。

針葉樹の隙間から漏れる光、雪融け水に濡れるチープな狛犬。片隅に小さく佇むお社、横顔、潜むフェチズム。時折ふぶく粉雪で薄化粧。車の無事故を願う人々の側で、屋根から落ちる雪のリズム。生活の埃を被りながらも、日々に根差した祈りの場の午後。










仙台東照宮を後にして、ふーさんが気になっていた近場のカフェへ向かう。その名は太郎茶屋鎌倉、ほんのり町屋テイストでゆるふわなムード漂うカフェである。ちなみに手前がチキン南蛮で奥がドリアね。味やコスパはもちろんのこと、ドリアをこの器に盛るセンスが中々ニクい。

こういうお店は二人共好きかとは思っていたが、外の寒さもあってか予想以上にくつろぎ果ててしまった。まさに「ほっこり」って奴である。なおランチ一人前ずつとサービスのお茶三杯で数時間と長居してしまったのはお店に少し申し訳なかったかも。






今さらながらデート相手を簡単に紹介しよう。ひょんなことから知り合い、かれこれ3年以上の付き合いのお姉ちゃんである。ちなみに安藤美姫と松井玲奈と戸田恵梨華とガッキーとふーさん母をごった煮にしたようなルックスをしている。

↑を見ればわかるだろうが、割とおされでゆるふわな子だ。得意技はハンドメイドな小物作りとプレゼント、そしてさらっとふーさんをディスることだ。なおふーさんのトイカメラの師匠でもある。これだけ書いといてなんだが、未だに掴めない面も多々あり。








行きと帰りで道に迷い過ぎたのか、デートの時間が過ぎるのは早い。駅舎内でずんだシェイクの固さや冷たさと格闘してる間に、相手がそろそろ帰らなきゃいけない時間となる。改札口にてありがとうとバイバイを交わす。次こそ二人でお酒でも酌み交わしたいものだ、大人ですもの。




もちろん楽しかったのだが、正直言って後悔も少なくない。後になって話したかったことが次々と浮かんでは消える。方向音痴ゆえに寒い中長々と歩かせてしまったこと、ふーさんが大人の男として至らないこと、お店で長居しすぎたこと、そしてずんだシェイクを舐めていたこと。

でも決してネガティブなつもりはない。ほんとに楽しかったことに限って後悔も少なくないのは、22年来の悪い癖だ。バスターミナル近くのイタリアンバールにてビールを一口、さっきまで忘れていた眠さや疲れが一気に染み出した。















普段ぼっちなんだからたまにはこのくらいの自慢許してくださいな。