僕はまた、君にさよならの数を見る

霧友正規氏でした。
ふーん。
軽いな。
ラノベ〜って感じ。
明らかに泣かせに来られて泣かなかったのは珍しい。
わたし最近涙腺きつくなってきたのかしら。
最近の恋愛小説熱はまだ冷めやらんで、
氏の著作を2冊買ったんだけど。
ま、甘いな。
甘いって、恋愛描写が甘々なのではなく、
ツメが甘い。
読みやすかったけど。
んなわけあるかーっ!っていう展開ね笑。
以下ネタバレあり。

どうも難病云々出てくると興ざめするよなあ。
難病だったらなんでもいいんかい。
つまり悪魔の証明。
ラストは結婚してほしかったな。
なんで指輪渡さなかったのか。。
そして大学に入った一年生同士が簡単に親友になるのも御都合主義。
ま、わたしが大学で友達ができなかっただけであるが……
高々出会って2ヶ月で親友だなんて、
臍で茶を沸かすわ。
でも泣かせてほしかったなあ。。
こんな死ネタ一周回って新しいけど。
でも『余命10年』なんかはボロ泣きしたからなあ。
度量の差?←失礼。
恋愛小説って意外と難しいのかもしれん。
要は感動したり甘さで笑わせたり泣かせたりしないと読み手に何も残さないから。
うん、何も残らなかった。。
残念。
なんだか恋愛小説熱冷めてきたかも←

次は、勢いに乗って森博嗣先生で『赤緑黒白』読みます。

我が家のお稲荷さま。2

柴村仁氏でした。
うんうん。
ノンストップやなあ。
そしていい話!
六瓢ちゃんかわゆー!!
ただの親子喧嘩かよ!
かわゆ。
クライマックスがいくつもあって、
飽きさせないねえ〜
いや、大五郎かわいすぎる。
ていうか登場人物みんなかわいいって何。
まあ唯一佐倉ちゃんだけ普通の娘すぎて霞んでるけど。
まず大五郎がやってきて、貝との闘いがクライマックス1。
んで六瓢ちゃんが出てきて学校の屋上でのクライマックス2。
そしてフクロウさんが出てきて神社でのクライマックス3。
六瓢ちゃん戻ってきて大団円。
六瓢ちゃん……
好きだけど嫌いとか。
乙女すぎる……
そしてフクロウさんが善人面からの敵に回って最後はいい人で終わるとか。
うーん、氏は上手だ。
キャラクタの作り方が上手だ。
コウちゃんも今回は頑張ったね!
ま、チューハイ一口で酔っ払うくだりはベタすぎてちょっと興ざめしたけど。
遊べるな〜

次は、霧友正規氏で『僕はまた、君にさよならの数を見る』読みます。

朽ちる散る落ちる

森博嗣先生でした。
ううううん。
先生らしいなあ。
今回はそれなりに理解したよ!←
いや〜壮絶なトリックだった。
うんうん。
森ミステリィらしい、素敵なトリック。
小難しい計算の話は右から左に。
それが森ミステリィの読み方。
しかしやはり保呂草さんが嫌いだ笑。
同じくらい紅子も嫌い。
そして林さんは最低。
へっくんだけが救い。
れんちゃんとしこちゃんは……なんか、Vシリーズはワトソン多くない?←
でも今回の話は主要メンバのパーソナルな部分にだいぶ突っ込んでて、それが面白かった。
以下ネタバレあり。

わたしの推理は、ほぼれんちゃんの推理と同じでした。
爆発物ではなかったけど。
例えばあのトンネル?の先が地下鉄みたいになってて、
凄い勢いで風がぶぉーって吹くの。
そしたら20メートル先から吹き飛ばされて壁に激突。死。
ううん、わたしの頭脳ではここまで。
シャトルの話も面白かった。
まさか謎の方が捏造されていたとは。
これはミステリーでは反則だけどミステリィでは許されるのね笑。
リィとのやりとりも印象的だったな。
うん、Vシリーズの中では一番好きかも。

次は、柴村仁氏で『我が家のお稲荷さま。2』読みます。

人生相談。

真梨幸子氏でした。
ふーーーーー。
よく挫けなかったな、わたし。
ここまでたらい回しにされると、読めなくなっちゃうよ。
まあでも、これがやり口なんだけどね。氏の。
いつも通りの真梨節でしたよ。
ただ要所要所抑えてくるよなあ。
主に叙述トリックで成り立っていたけれど。
何言ってもネタバレになりそうだな……
以下ネタバレあり。

なんで川口義一が名義人になってるのか?
寿々子は結局どこに行ったの?
ラストの女が寿々子?
うーん、、
でも一番面白かったのは、やはり冒頭だったね。
冒頭というよりは、冒頭の真相?
立場逆転してたー!
これにはやられた。
まさか疑ってなかった。
いや、子どもが2人で姉と弟という設定で気付かなければ真梨幸子ファン失格だな。
これ、2度読みしないとわからないかも……
でも疲れた←

次は、イヤミスを避けて、森博嗣先生で『朽ちる散る落ちる』読みます。

おしい刑事

藤崎翔氏でした。
うん。
面白かった。
ほんとに惜しいのね笑。
でも謎解き面白かったなあ。
全話の謎解きだけでへええ!ってなるのに、
さらに真相があるんだから、
すごいなあ。
そこが今作の見どころなのだろうけど。
ということは、まんまとやられたのね。
普通はなるほど!ってなるトリックだけでクリアできるとこを、
二重にするなんて、技量だなあ。
でもコメディチックなとこは別にいらんけど。
まあそれはわたしの好みで。
氏はそもそもコメディアンだから仕方ない。
仕方ないというより、
そこが売り出しポイントなんだろな。
各話甲乙つけ難い秀作揃いでした。
でもやっぱり最終話が事件として一番綺麗だったかな。
自殺に見せかけるって、そんなに大変なんだあ……
「安楽椅子〜」も好きだったな。まさかの推理だった。まあ、オチはわかっちゃったけどね笑。

次は、真梨幸子氏で『人生相談。』読みます。
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