悪童はくすくす笑う

すごく疲れてるみたいだった
心配だから、

無理して会わなくていいよ
ゆっくり休みな？
って言った

うんって答えてくれたから
ああ明日は会えないんだ
元気になって
はやく会いたいなあって
少し寂しく感じながらも遠くみてた


でも

とゆきが言って
ぼくがゆきを見たら

一緒に休もう？って

風は寝なくても
休まなくてもいいから
そばにいてって






苦しくて
涙が出そうになった

そんなにぼく
君のこと縛った？

そんなに厚かましかった？

ただただ
力になりたかったし
手をつないでたかっただけだった





きみはあんな風に笑えるのね
あんな言葉使えるのね

ぼくが
そういう無邪気なきみを
閉じ込めちゃってたのかな






もうすぐ誕生日だね

思い出はどんどん
塗り替えられる

ぼくはまた
しらないうちに
傷つけているかもしれない
やだな






歩く凶器

バイト二週間ほど
お休みしてます

学校の都合でシフト
出せなかったからだけど

そのおかげで気持ち的には
余裕ができたみたいで
でも悲しいこともあって

でもそれでも
愛しい人がいて



それでいいじゃないって
思ってるところ

お兄ちゃんみたいな人
悪口を言ってくれる人
でも笑ってくれるし
見捨てないし笑ってくれる

久しぶりに会って
たくさん話した

今までは貶されたり
笑われっぱなしだったけど
今日はちょっと違ったな

みんなしあわせなのだから
それでいいじゃない、って

言い聞かせるのも
飽きちゃったの

さみしかった




すべてから見捨てられたい