カット・オフを観ました。検死官のポールはとある遺体の頭部から異物を発見し、その中には娘の名前と電話番号が記された紙切れが入っていた。娘が何者かに誘拐された事を知ったポールは捜索を続けていると嵐で孤立した島にいるリンダと電話で繋がり、娘を救うべく彼女に協力を求める話です。パッケージは見た事があっても観た事はなかった映画ですが、映画紹介の動画で気になったので鑑賞しました。どこが気になったかと言うと主人公が検死官と言う事で解剖シーンがあるのですが、そこに力を入れているのか、がっつり解剖シーンを見せ付けて来るんですよね。そう言うドラマや映画を観た事がなかったのですが、他にあるんですか。その解剖を捜索の途中で偶々、電話で繋がりをもったリンダにポールが自分の代わりに遺体を解剖してくれとリモート解剖を要求するんですよね。勿論、リンダは解剖なんてした事なんてありません。職業はコミック作家だから手先は器用だろうと言われてましたが、コミック作家ではなかろうと、手先が器用ではなかろうとリンダ一択だった模様。取り敢えず聞いてみた。ワンチャン医療関係なら良かったねみたいな。誰だって最初は皆初めて。自分だったら物凄く躊躇はしますが他人とは言え人の命がかかってるならやるかなとは思います。多分。死んでるとは言え人間を刻む訳ですし。そんな訳で無駄に解剖シーンに力が入っているせいでまあまあグロいです。決してグロ映画ではないのですが、そこだけはグロ注意ですね。話は先が気になる見せ方をして良い緊張感が続きます。胸糞要素もあるのでそこに関しても要注意ですね。とある人物が何か意味ありげな雰囲気を醸し出してましたが何か意味があったのか。そこに含みを持たせるなら最後に何か欲しかった所ではあります。最後は沈黙シリーズで見た事ある様なシーンで突然終わるのですが、どんな終わり方をしてるんだと思いつつも、何だかんだ楽しめた映画でした。


妹壱号が御外でベーコンを燻製させていたのですが、ベーコンと同時に付近の祖母の部屋とトイレがまた燻製されたベーコンの匂いが充満してました。また祖母が燻されてました。年の瀬に。



(詳録240116)