尾形ニットと言うワードが話題に上がっていて何かと調べたら、尾形の顔面が前面に主張されたクソダサニットだった。いつどの場面で着るやつなんですか。て言うか、誰の願望が形となったニットなのですか。そして、そこそこ良い値段。祝福されてますね。祝福されてるのですか。歪んだ祝福が齎したニット。あんなん着てる人、見掛けたら絶対見てしまう。私に着こなせない。着る勇気がない。

6部観終わりました。何だかんだで一気に観てしまった。まあ、2クールで終わる訳ないと思ってましたが、後、2クールはやるのでしょうか。1クールでは足りないと思う。早く寝ている間にこっそりあげた指輪を起きた徐倫が鰐に投げつけられて唖然とするアナスイが見たい。

クリミナル 2人の記憶を持つ男と言う以前から知っていて気になってはいたタイトルが、GYAOで無料配信されていたので観ました。以下、粗筋と感想。


米軍の核ミサイルを遠隔操作することが出来るハッカーの居場所を唯一知るCIAエージェントのビリーが、任務中に死亡してしまう。ハッカーの情報を得る為に、ビリーの記憶を他者の脳内に移植するされることになり、移植相手として死刑囚のジェリコが選ばれる。

他人の記憶を移植されるなんて、自分が自分でなくなりそうで想像するだけで何とも恐ろしいですし、移植相手も巻き込まれて可哀想と思っていたのですが、観てみると相手が救いようのない死刑囚だったので、なら良しでした。ただ、ここが少し問題でジェリコは死刑囚とだけあって、凶悪で慈悲をかけるに値しない人間だから移植相手に選ばれたのですが、ラストを踏まえるとジェリコと言う人物が一体、何だったのかと少し複雑な気持ちにさせられます。ジェリコでも人間らしい部分があったなら良かったのですが、本当にただの死刑囚だったので、キャラとして、しかも、主人公として聊か味気ないと感じます。ビリーには妻子が居て、死に別れた所にビリーの記憶を持つジェリコが現れる、この設定が映画の滅茶苦茶良い所なのですが、もっとこの点を押し出しても良かった位です。ケヴィン・コスナーが主人公なのに実質、ライアン・レイノルズが主人公と良く解らん事になってました。でも、ハートウォーミングな部分とサスペンスの部分のバランスを取るのも難しいかもしれない。凶悪犯ではなく、ただ巻き込まれただけの可哀想な人間が移植相手ならもっとドラマチックな話になった気がしますが、そんな人間を移植相手に選ぶのも難しそうですね。でも、もっと面白くなったはず。主人公のケヴィン・コスナーを始め、ゲイリー・オールドマン、トミー・リー・ジョーンズ、ライアン・レイノルズとやたら豪華なキャスティング。ゲイリー・オールドマンがずっと喚いていた気がする。



(詳録221222)