祖母と映画鑑賞しました。アナ、ベイマックス、ズートピアを観ました。アナは初見です。ベイマックスは本編で泣いたし、KH3を思い出して二度泣きました。ベイマックスとズートピアの続編はやるのでしょうか。以下、アナのあらすじと感想です。



1990年。ソ連の諜報機関KGBに殺し屋として育てられたアナ。複数の顔を使い分け、明晰な頭脳、優れた身体能力とその美貌でアナは一流の暗殺者へと成長した。しかし、とある任務でCIAの罠にはめられてしまったアナは思わぬ取引を持ち掛けられる。


レオンのリュック・ベッソン監督の新作です。ルーシーが中々、難しい内容だったので、どうなるかと思いましたが、結論から言うと面白かったです。予告からもベッソン監督らしさが伝わる映画でしたが、実際に鑑賞してもまさに私が観たかったベッソン監督らしい作品でした。今までの作品から言うとニキータに近いです。CIAがガッツリ関ってくるまでは従来のベッソンと感じるだけでしたが、CIAが関って来てから凄く面白い展開になりました。数年後だったり、数ヶ月前だったりと複雑とまでは言わないですが、ほんの少し煩わしいと感じ、必要なのかと思いましたが、後に事実が明らかになる演出としては良かったです。監督の作品はレオン、二キータ、ジャンヌ・ダルク、ルーシー、製作・脚本だとダニー・ザ・ドッグは観ましたが、その様な演出は監督の作品としては新鮮でした。後であの時はそんな事になっていたのかと何度も驚かされました。だから『指』に関しては悍ましかったですね。驚きの展開の更なる驚き。1度の逆転で2度面白い展開。まあ、そうなりますよね。あのターゲット可哀想に。アナが女スパイの暗殺者と言う事で、格好良いアクションが炸裂するのは勿論、色んな格好を見れるのは女スパイの醍醐味ですよね。レストランでのシンプルな仕事をし易い格好も好きなのですが、際どい格好で仕事する姿も好きです。絶対領域ファッションの足技も好き。好き。ルーク・エヴァンスが演じるKGBのアレクセイとキリアン・マーフィーが演じるCIAのレナード(CV津田健次郎)との恋愛模様も映画を楽しむ要素の一つでした。そこに可愛い彼女のモードも入って来て、皆幸せになってほしいと思わずにはいられない。映画の百合ップルの彼女って良い子が多いですよね。可愛さだけで言うならモードはアナより可愛かった。でも、あれだけあの世界で裏切りに裏切って逃げ切れるのか許されるのかって所はありますし、主要人物は本気でアナの事を思っていて組織の一員としてそれは許されるのかと疑問は少しありますが良いんですよね面白ければ。レオンは至高なのでそれを越えられないですし、既視感があるのは確かに否めないのですが、それでも「ベッソン監督作品が観たい」に応えてくれる作品です。ヘレン・ミレンはヘレン・ミレンしてました。


マイカサンが有言実行でジョジョ・ラビットを観て下さって、恐悦至極の有り難き幸せ。キャプテンKに関してのわかりみの深さが底が見えぬ谷の如し。おねショタわさわさ。



(詳録201208)