何とか無事にUSJに訪れる事が出来ました。二度目です。ハリポタのエリアが出来てから父が行きたいと言っていたのとホラーナイトでホラー映画のキャラに逢いたいと妹壱号の要望により満を持してです。駐車場に入る所から全身を使って元気に誘導して下さるスタッフの姿にテンションが上がります。


早速、ハリポタのエリアに行きました。映画の世界の風景が目の前に広がっていて歩いているだけでも楽しいです。入って先ずは御土産を買うと言う。来て早々に御土産だなんて邪魔になるだけだと思いましたが御店にもかなり人が並んでいたのでどちらにせよデメリットはあるかと思いました。父は主に御菓子等を買っていました。百味ビーンズは勿論買いました。私は百味ビーンズのストラップと南瓜ジュースを買いました。どれも良い御値段です。別の御店では買うつもりはなかったのですが妹共と御揃いでローブを買ってもらいました。私はそれにプラスネクタイを。壱号は獅子で弍号は鴉で私は蛇です。私も寮だけで言うなら鴉が良かったのですが、鴉は弍号が好きな様なので狡猾な蛇にしました。壱号は消去法です。そこからずっと三人でローブを羽織ってましたが今日は暑かったです。でも羽織ってました。乗り物には乗りませんでしたが城は見学しました。元から乗る予定はなかったですがあの行列にはとてもじゃないですが並ぶ気にはなれなかったです。因みにローブを羽織っていたらスタッフサンに「魔法界からお越しになられたんですか?」と声を掛けられる事があり、流石、有名なテーマパークのスタッフサンは上手い事を仰られるなと思ったのですが、度々、言われたのでマニュアルなのかなとちょっと残念に思ってしまいました。ちょっとだけなんですけどね。嬉しいです。魔界から来ました。


御目当ての一つのエルム街に行きました。優先券によりすんなり入る事が出来ました。優先券パワー凄い。一本のロープを持って通路を歩いて行くパターンのやつです。家族と知らない二人の女子で入りました。通路は良い意味で狭く、フレディとの距離が近いです。私は左側真ん中辺りの位置だったのですが、右側の方がフレディと触れ合える位の距離だった印象です。特に前か真ん中。フレディは怖いと言うより動きが格好良かったです!更に何処となくエロティックでした。エロ格好良い。演出も良くて、私は真面に映画を観た事はないのですが映画を知ってる方ならより一層楽しめるアトラクションだと思います。シリーズのあの場面をモチーフにしてるとかで。壱号が証明です。彼女に至っては可愛いと言っていました。その感覚は解らん。解り合えない。エロ格好良い。


チャッキ―にも行きました。やはり壱号の希望。優先権は持っていませんでしたが、思ったより早く入れました。この映画は私も全シリーズ観ています。モチーフはあるかないかは知らないですが、工場と言う所で言えば2。でもそう言う訳ではないと思います。多分。エルム街と同じで歩いて行くタイプの物ですがロープはないです。ですが、歩くのが遅いのか運営のマニュアル通りなのか知らないですが前に入っている人との間隔が狭く、と言うかもう皆で入れば怖くないと言う状態でして、その場所に行く前に驚かしポイントが見えてしまいます。私はビビりなのでそれでも楽しめましたが。弐号は怖がりなのでエルム街でもひいひい言って私の背中に居たのですが、チャッキ―では私と御手手を繋いで歩きました。しかし、俯いて歩く弐号は驚かし役の格好の的の様で割と至近距離で叫ばれてました。可哀相に。最後に安全圏に入ったかと思いきや、部屋が点滅してその間にチャッキーが人の首をチョンパする演出は凄かったです。普通に凄かった。母が知らない怖がる女子数名から腕を掴まれながら歩いていたらしい。何それ羨ましい!


陽も暮れ始めた頃、園内の様子がじわじわと変わって来て、愈々、ホラーナイトが訪れるのかとテンションが上がってきました。次のアトラクションの予定まで時間があり、どのアトラクションも待ち時間の間に乗っては間に合いそうになかったので、私と妹共はフェイスメイクをしてもらいました。妹共はワンポイントでしたが、私は思い切ってフルフェイスで傷痕があり流血しているものにしました。生きながらに死んでる堕落な日々を送る私には相応しい死化粧です。メイクしてくれた方がハリポタが好きで特に蛇のスネイプ先生が好きな様で楽しく御話しました。それに気になっていたスヌーピーの帽子の長いマフラーにも手袋にもなる愛らしいグッズも買いました。斯くして私の姿はスヌーピーの帽子を被った概ね顔が死んでいる蛇寮生になりました。頭キュート、服装ファンタジー、顔面ホラー。この格好でスタッフの人と会話をしたら可愛いのか怖いのか判らないと言われギャップ萌えですと今考えたらちょっと意味が解らない事を言いましたが流石、そこはUSJのスタッフサンで萌えました!と言ってくれました。大変である。


そんなこんなで次のアトラクションの学校の怪談に行きました。知る人ぞ知る、昔流行った子供向けのホラー映画ですね。座って観るタイプのやつです。看板こそ学校の怪談だったのですが、いざ、入るとどちらかと言えばと考えるもなく大人向けのホラーでした。血が飛び散った時に顔に水が掛かった演出が良かったです。もし血が飛び散ったらあんな風になるのでしょうか。続けて同じく座る物でターミネーターと貞子のホラーです。実際、殆ど貞子です。貞子です。しかし、ターミネーターっちゃあターミネーターなのでサイバーダインシステムズ社のプレゼンテーションの司会を務めて下さる皆の綾小路麗華様と逢う事が出来ました!綾小路サーン!やはりUSJに来たのならこの人に逢わなければならないでしょう。USJに来て二回目で今回も逢えたので良かったです。トークスキルと言いアドリブの対応と言い最高ですわあ。御馴染みの何処から来たと言う質問では思い切って手を挙げて京都!と言いたかったのですが、クソ近いと言われるのは知っている上、先に京都と言われてしまいました。敢えての天丼も有りでしょうが。そんなキレッキレの綾小路サンのトークショーの後の貞子ですが席によっては画面から出て来た貞子が近くに来てくれますよ。ターミネーターは出ない。学校の怪談もそうでしたが、前回、USJに行った時に椅子が上がっている事に気付かず吃驚したのですが、今回はじわじわ上がってるのに気が付きました。忘れたら楽しいのにどうしても気になってしまいました。


園内がホラーナイトの時間帯が来ると遠くからサイレンの音や銃声が聞こえて来ました。いつどの様にゾンビ来るかと歩いていたら突然前から肥満のゾンビがのしのしと歩いて来て吃驚したと同時にテンションが上がりました。肥満のゾンビ以外にも普通のゾンビがチェーンソーを振り回したりしているのですが、暗くて大勢の人が歩いてる中で何も持ってないゾンビが急に呻いて接近する事があるのでそれは本当に驚きます。一般人かと思ったらゾンビ。ゾンビに食べられて吐血するパフォーマンスは割と過激だったりします。心臓の首飾りを購入して身に付けた方は漏れなくゾンビが容赦なく寄って来るそうなのですが、例えば捕まえられ地面に倒され、二体程から襲われるのですが、全身を保護された特殊なスーツを身に纏った人に汚物は消毒と言わんばかりに消毒されます。見ている分にはかなり面白い。


季節はハロウィンと言う事で仮装している人は思いの外に多かったです。見ている限りでは配管工の仮装が一番多かったです。その次にミニオンかと思います。女性のセクシーな仮装は眼福でした。有り難や有り難や。ピエロのマスクの人達を見ていたら手を振られたりと嬉しかったです。罰ゲームだったのか何なのか男性が桃姫の仮装をしていて喫煙ゾーンで喫煙していた姿を見た子供がオカマだ!オカマだ!と騒いでいたのは滅茶苦茶面白かったです。しかし桃姫は微笑みながら子供に向かって軽く手を振っていました。指に煙草を挟んだ手で振ってました。後、夢の国の仮装も割と居ました。場所が違う。一番凄かったのは電凹の仮装をしてる人が居て写真を撮りたかったのですが、あまりのクオリティーの高さとあまりの人気に近寄れなかったです。流石は俺、参上。


興奮が冷めないまま帰る時に今朝と同じく出口に元気が良いスタッフサンが居るかと思いましたが、普通に誘導するスタッフサンで現実に引き戻されました。そんな事だろうとも思ってた。晩御飯はICにある大阪王将でした。勿論、ホラーメイクのままで食べました。


鮫に乗れなかったのは残念ですがゲロゲロ楽しかったです!!!!





(詳録十二月三十日)