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「目隠し乙女のお話」

午前二時半に開く扉
羨ましそうに眺める少女を横目に
向かうは黄金色に輝く国

こってり五段ティアードの
フリルのドレスなんて脱ぎ捨てて
ホーニッヒで満ちた猫脚バスタブへ

甘く溶けかけた身体で
綿飴100%のワンピースを纏えば
すぐに始まる三時のお茶会

お皿には山盛りのココスマカローネン
氷砂糖を落とした濃いめの紅茶
ジャムとクリームをたっぷり添えた
クレーム・ビスクイットマッセ
堅苦しいテーブルマナーは抜きで
お口いっぱい頬張るのが乙女の嗜み

砂糖菓子の乙女たちは、
甘い世界で生きるべきなの。



苦いモノに塗れた世界なんて
もうウンザリなんでしょう?
でも安心して、大丈夫。
全部ね、嘘の塊なんだよ!
こんな世界は偽物なの。
だから涙なんて流す必要はない、
悲しむ事は何一つないんだよ!!



待ってるから、
はやく目を覚まして。

君と一緒に笑いたいんだ!


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きらり、ふわり。


今日の雪は綿雪でした。


最近バイトにかまけてばかりで
久々の更新となってしまいました。

ちなみに少しバイトの話をすると、
私が働いているのは本屋で、
その中でも「ティーンズ文庫」という
所謂ライトノベルを担当しています。
陳列や平台構成、POP貼りは勿論、
商品の発注、返品などが主な業務です。
社会に出てから読めていないですが
元々小説が好きな自分にとっては
大変ですが楽しい業務ばかりです。

久々に何か読みたいですね。
一応今は

・嘘つきみーくんと壊れたまーちゃん
・ミミズクと夜の王

…を取り置いていて、

・絶望同盟
・ALL YOU NEED IS KILL
・僕の小規模な奇跡

を新たに発注しようかと思っています。
職権乱用甚だしいですがね(笑)
果たして退職する夏までに
どれだけ買い集められる事か…。

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