冬 の  雨

 窓越しに  雨 の  音

  しとしと 降る  雨音

 寂しいよいな  清冽な  音 に

 冬 を厭って いた

 自分を  恥じる

 冬 は 音もなく、

 おのれを  現した


 もう、冬 から  逃れられない、

  冬 に 囚われた  ひとびと、

  そは 如何に、

  冬 は  そこに  いる



牛繁に、鹿皮の黒の半コートを、忘れた?

かもしれないよ、大変だ!

あのコートは、年上の女性の友人に、

 プレゼントされた 逸品 なのだ。

 私が、仙台の冬に、薄いコートを

 着ているのを、気の毒に思った、その人は

 本当に 良い 友人 だった。

 お互いに、友情を求め合って、

  短いランチの時間に、会ったものだった。
  よく、飲みにも、 行った。

  午後から、牛繁に、電話するが、

  必ず、牛繁に、在りますように、

   神様、お守りください。



前の記事へ 次の記事へ
カレンダー
<< 2022年12月 >>
1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31
アーカイブ