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うん、好きだよ?

drrr!!文。
静臨…?要素は薄いかと。
多分初書き静臨ではなかろうか。
追記からどうぞ。
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球技大会―ドッジボールにおける恐ろしさ―

a「ドッジボールは怖い!」
b「いきなり何」
a「球技大会だよ!バレー、バスケ、サッカー…こいつらとドッジの違いは何!?」
c「…えーと」
a「はい時間切れ!バスケとサッカーは相手側のゴールに入れることを目的としている」
c「あー…」
a「バレーはちょっと違うけど…フィールドは全部ゴールになるから二つと大して変わらない」
d「うーん…まあ点取りに関してはそうかもね」
a「それに対してドッジはどうだ!」
d「?」
a「ボールを直でプレイヤーに当てることで点取りすんだぜ!?」
b「…ああ、そういうこと」
a「バスケとかでたまたま当たっちまうのとは違うんだぜ!?」
b「まあそうだな。言うならば狙い撃ち」
c「ロックオーン」
a「ああああ恐ろしい…!」
b「不良もどきの癖に何言ってんだ」






After/OB組の1年組

恐怖の四重奏

「あやひか、くろまな、嫌な音…後はどくどくかな、うん」
『怖っ!何その嫌がらせコンボ!!』
「混乱のち猛毒、そしてもう逃げられない…デススパイラル」
『ぜってぇ敵にしたくねぇ!!』


そんなブラッキーとかを育てたい。←

凛矢の話

※2/1の続き





「……は?処分取り消しィ?」

突然掛かってきた電話の相手はそう言った。
俺…―火神伊織―は、仲間たちとつい先日、色々やらかした罰として退学処分を受けたばかりだ。
いくらなんでも急過ぎるし、あり得ない。
なら何でわざわざ退学にしたと問い詰めたいくらいだ。

『…まあ色々言いたいことはあるだろうが、明日にしてくれ。9時に学校来い。以上』
「ちょ、おいッ…」

――ブツッ ツー…ツー…――

「…チッ……」

…どういうつもりだ?
学校側からすると、規律を乱す、いいように学校を掻き回す俺たちがいなくなる事は、好都合だった筈だ。
退学処分を出されてからまだ1週間も経っていない。
御津浦で何かあったか?

――トゥルルルル…トゥルルルル…――

「!」

再び電話が鳴った。
また学校かと思い、受話器を乱暴にとると、相手は違う人物だった。

『火神!?なあ手前のとこにも電話来たか!?』
「…冬馬?…じゃあお前もか…」
『も、ってことはやっぱ火神もなんだな?』
「おうよ」

据野冬馬―組の仲間の一人だった。
どうやら学校から処分取り消しを言い渡されたのは、俺だけではないらしい。
この分だと、こないだの事に関わった全員に連絡が行っているだろう。

『何なんだろうな…しかもいきなりガッコ来い、だし。』
「ああ、9時にだろ?俺も言われた」
『…あーもう何なんだよ!厄介払いしてきたと思ったら!』
「っ!…知らねえよ俺に言うなよ」
『あ、わりぃ…大声』

突然喚き出した冬馬の声量に驚き、ぱっと受話器から耳を遠ざける。
冬馬は案外素直に謝ってきた。

『…で、しら…凛矢からは?何か連絡来た?』
「…いや。何も」
『そっか…さっき俺掛けてみたんだけどさ』
「相変わらず勇者だなお前は」

凛矢…―白木凛矢―は、俺達の組のトップだ。
まあ連絡先は分かるし、他の奴らよりは親しい位置にいるつもりだが、それでもなかなか連絡など入れられない。
それは此方が逆らえないからではなく。

「…で?頭はなんて?」
『ところが驚愕、当たり前の如く着拒されてた』
「やっぱな」

…そう。
凛矢は基本的に着信拒否なんだ。
だから大抵繋がらない。まあメールは送り付けられるけど。組の中でも数人だが。

『メール返信も当然来ない』
「…それは元々素早い返事を求めるものじゃねえけどな」

(凛と連絡つかない以上…明日行くしかねぇか…)

そう考え、受話器を持ち直す。

「取り敢えず明日学校行くぞ。教員共に問い質す」
『おっ、何々、尋問?縄とかいるか?』
「要らねえよ。素手で十分――って、乗らせんな。喧嘩じゃねえよ」
『分かってるっつの』

冬馬のケラケラ笑う声が受話器越しに聞こえてくる。
…ムカつくな。

『…じゃ、明日』
「おう」

――ブツッ ツー…ツー…――

通話が切れた。
俺は受話器をベッドに放り投げ、テレビの電源を入れる。


『――れでは次のニュースです。白木グループの――』


「………」

無言でニュースを見つめた後、俺はすぐさまチャンネルを変えた。



明日の9時まで、あと15時間。






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