連絡が少なくなっている中
とても不安な気持ちになってどうしようもなかった
仕事しててもコウのことが気になって
急に泣きそうになったり
夜はなかなか寝付けなくて
寝ても一時間おきに目が覚めてしまったり

これはちょっと私も引き込まれてると思って
次にコウと話すときに私の気持ちも伝えようと思った

そんな時、
『今日は話せるかな?』とメッセージが

もちろん
『話せるよ♪少し待っててね』と返事した

私たちはメッセージの他に
週末以外は仕事帰りに通話をしてる
(車の中で…運転中だけど…^^;)
ワイヤレスイヤホン便利です笑

何日ぶりかに聞くコウの声が
とても嬉しくて
さっきまでの不安が一気に飛んでいった

この日はわりと調子が良かったらしく
声が聞きたいと話してくれた

コウが話すことを
私はただただ頷きながら聞いていた

私が心配しすぎて不安がっていること
それを言うかどうか迷っていたこと
私の影響でコウの調子が悪くなってるんじゃないかと思ってること
わかってはいるけど寂しいと思ってしまうこと

全部全部、やっぱりコウはわかっていたんだ

だから私も言おうと決めた
コウはわかっているはずと思って
黙っていたら伝わらない

お互いにお互いを想いすぎて出たコトバ
『好きすぎてつらい…』

言ったあとにとても優しい声で
『わかってるよ?
 でもリアが心配してくれるのと同じくらい
 俺もリアが心配なんだよ?』
と言ってくれた

単純だけど、それを聞いてとても安心できたんだ
私だけじゃない
コウもつらかったんだって

私はコウに対して
なるべく負担にならないようにと考えていた
心配させるようなことは言う必要ないって
でも違った
コウも私の気持ちに気付いてくれてた

それがとても嬉しくて
その日は安心して眠れた

わかっていても言わない
わかっているから言わない
どちらも私がよくしていたこと、されてきたこと

コウと出会って
伝えることの大切さを改めて実感できた気がした