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4月は毎年忙しい。


新年度になって職員室のメンバーがだいぶ入れ替わった。
身バレしたら嫌だから書けないけど、昨年度で異動しておけばよかったなって思うことが多い。この1年またやっていけるだろうか。
そんなこんなで教員生活10年目を迎えてしまっている。
でも最近あたたかくなって気分がまた躁に傾いてきたみたい。土日は仕事や買い物、病院や勉強会といろいろ詰め込んでて、ああ数年後はこうしたいとか、ああ将来はこうなりたいとか夢ばかり見てる。

すごい先輩教員たちを見て憧れるのはいいけど、自分もなりたいとかなれるかもしれないなんて思うのはおこがましいことだよね。なんでこう、躁の時って全能感みたいなものに支配されるんだろう。「無限の可能性」って言葉は、自分自身に言っていい言葉ではない。

もう10年目だもんな…。私、正直教員としての自分に自信ない。今も毎日悩むし迷う。自分が伝えたことに対して本当にそうなのか?正解なんてないんじゃないのか?と思ったり、あの対応はこの子にとって適切だったのか?っていつも後から思ってしまう。

教員生活も3年間が終わる頃には希死念慮のかたまりになってしまって心療内科通い。
その後6年間、時には線路に吸い込まれそうになったり、薬が合わずフラフラになったり、呂律が回らなかったり、自分の学級さえ良ければいいみたいなスタイルになったり、残業ほぼしないで帰ってプライベートを大切にするスタイルになったり、また残業まみれになる生活になったりと、もう鬱と躁の繰り返しでフラフラになりながら続けてきた。

そりゃ授業や生徒との関わりは初任の頃に比べたら安定してるけど、一人の人間として失ったものの多さと、こんな根幹が不安定な人間が教壇に立っていることへの後ろめたさはすごい。

それでも授業をすることが大好きだから辞めたくない。クビにならないとは言え、自分の役割を果たせるように頑張らないと…。

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