始めまして!
拡大字・点字メニュープロジェクトメンバーのRAY、サクマン、てっちゃんです。
主な書き手はRAYが担当します。
最初に、私たちプロジェクトメンバーが、メニュー作成をしよう!と思ったきっかけについて書いてみようと思います。
☆RAYの場合☆
私が学生のころ、学校の近くに豚丼カフェがありました。
一つ上の先輩が、
「盲学校の人が気軽に出入りできるよう、点字のメニューがあると自分でメニューを選べるし、どんなものがあるのかわかっていいと思うんだけどやってくれる?」
とリクエストしてくださいました。
それが初めて作った点字メニューでした。
そのときは、まだ点字のものしか作っていませんでした。
この点字メニューは周囲にとても喜んでいただくことができました。
そのカフェはもうありませんが、点字メニューがあると便利だというきっかけになりました。
そして、2014年辺りからでしょうか?
どこかのお店に行ったときに、点字と拡大字のメニューを発見し、こういうものがあればとても便利で、誰もが見やすく、自分でメニューを選べる!と思いました。
ときどき誰かに読んでもらって選んで食べてる最中に、他の人が注文しているメニューを耳にして
「え?そんなのもあったの?それならあれにすればよかった!」
なんて場面が多々ありました。
自分でメニューを読めれば、何度も読んでもらわなくていいし、自由に選ぶこともできます。
それをきっかけに、同僚や友人に手伝ってもらっていくつかの店舗に拡大字・点字メニューを置きました。
そんなとき、RAYはサクマンとてっちゃんと出会うことになるのです。
☆サクマンとてっちゃんの場合☆
彼らは二人でバンドを組んでいます。
サクマンは三味線、てっちゃんはギター。
とっても情熱的な音楽を演奏する二人です。
視覚障がいを持つてっちゃんと晴眼者のサクマンは、よく一緒にご飯を食べに行っていたのですが…。
てっちゃんは、毎回同じようなメニューばかり選んでいたと言います。
何度もメニューを読んでもらうのが申し訳ないと思っていたからだということ。
そんなてっちゃんの様子に気付いたサクマン。
「じゃあメニューを一緒に作ってみよう!」
ということから、二人がよく利用する飲食店にメニューをおきました。
そこから二人のメニュー作成という活動が始まり、RAYと出会いました。
2017年、3人でスープカレーのお店に行き、点字メニューを置かせていただけることが決定し、やっと3人で何かを達成した!という感覚になりました。
それぞれが担う役割をしっかりと握り、今に至ります。
これからもガンガン広げていくよ〜!
お楽しみに!