運命

長くなりました。読んでくれた方、拍手くれた方ありがとうございます。
私たちは紆余曲折ありながら今も仲良くやっております。
日曜日のくずくんの送別会で、凌が高校の頃、忘れられない子がいて、告白を断ったこと、すごく後悔してると言っていたらしいです。くずくんの後輩も、俺もその話聞いた、と言っていて、それが私だとは知らなかったみたいでみんな驚いていたし私も中学から関わっていなかったので、凌がそんな風に思っていたなんて心底驚きました。

そして社会人になってから、高校のとき好きだった子から偶然手紙が来て、次は絶対離さない、間違わずに気持ちも決めてる、と、くずくんに言っていたらしいです。

私は自分は小学生のとき告白してきた子ぐらいにしか思われてないとずっと思っていたので、みんなの話にすごく驚きました。

後輩くんに、「凌のどこがそんなに良かったの?」と聞かれ、性格?優しいところ?と色々考えたけれど、わたしの気持ちが定まってしまったのはやはり、「寂しげにお母さんの写真を見せてくれた時、私が幸せにしないと、と思ったから」と言ったら、みんなに驚かれ、歓声が上がり、凌はいい人に巡り会ったんだなと言われました。

長々とかかりましたが、これで思い出話は終わりです。ありがとうございました。