ホラーやサスペンスの映画ばっかし観てて常に背中が薄ら寒くなってる今日この頃。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
殺人鬼と大騒ぎしながら追いかけっこしてる系もいいけど、カメは精神的に凍えるような表現のヤツが好みだと解りました。
ついさっき観た『この子の七つのお祝いに』とかイイ感じに狂気じみていてなかなか・・・おおぅ。
それはさておいて、先日買ったDVD2本見ましたのでその感想おば書こうと思います。
『フランケンシュタイン』
有名な怪奇映画の一つですね。
内容をざっくり説明すると、主人公の科学者が雷のエネルギーで死体を蘇生させる実験を完成させたんだけど、大体助手のうっかりのせいでとんだ殺人マシーンを創っちまったよ!みたいなお話。
ホントに助手のフリッツのKYぶりが事件を引き起こしたようなものだったからなぁ。
常人の脳みそを壊しちゃった代わりに犯罪者の脳を持ってきたり、人造人間を刺激すんなって言われてるのにムチを振りかざしたり松明でおどかしたり・・・殺されても仕方なかったなアレは。うん。
まーそれより人造人間だよ。
人造人間の外見は首のネジとつぎはぎ以外はただのデッカイ人間なのに、それでも「あ、怪物だ」と思わせる役者の表情の作り方と演技は見ものです。
幼女と人造人間が手をつないだ場面は体格差・人外×少女好きな身としてはたまらなかったです。
最終的に女の子を湖に放り投げてしまいますが、あの微笑ましさはまさに後世に残るレベル。ガチで。
成人男性10人分の怪力を持つ怪物とじいさんを二人きりにさせるなよとか突っ込みドコロもありますが、内容もわりと単純で、長さは1時間ちょいなのでけっこう気軽に楽しめる怪奇映画だと思います。
1939年版『ノートルダムのせむし男』
多分、ディズニーのノートルダムの大体の元ネタがこれじゃないかと、観ていて思いました。
道化の祭りの様子とか、エスメラルダがマリア像の前で祈りを捧げる所とか、重なる場面がけっこうありましたから。
しかし、この映画ではグランゴワルがえらいイイヤツで、えらい頑張ってました。
同情心でエスメラルダに助けられたのにガッカリしつつ「君を愛しているけど、君が他の人に恋をしているならせめて兄妹として愛させてくれないか」とか前向きだし、逮捕されたエスメラルダを助けるために励ましたり奔走したり、ヒーローポジションを見事に陣取っていました。
グランゴってたしか原作じゃヤギと駆け落ちしてたアイツじゃなかったか?まぁいいや。
このノートルは原作より大分明るめだし。
この作品でのカジモドのキャラも好きなのですが、何より面食らったのはやはりフロロ伯爵です。
ここにきて ま さ か の 動 物 好 き 。
エスメに「動物が好きなの?」と聞かれ、真顔で「まぁな」みたいに答えた上に、自室(仕事部屋?)はニャンコ部屋!
さらに馬にも乗るし一体何なのこのおっさん真面目な顔してとんだギャップ萌えだよ!
こんちくしょうたまらないじゃないかと思ってしまうから困る。
これ以上語るとなるとえらい長くなってしまうんで割愛しますが、この作品は暗い雰囲気が少なく、登場人物がどこかしらカワイイので、カジモドのメイクに耐えられるなら観やすい方だと思います。
無駄に長文になってしまった上に日をまたいでしまったよ。
感想文になると無駄にいろいろ考えるから遅筆になっていけない。
まぁいいや。そんなことよりも・・・
レミゼ上映日キタ――――――!!!
今日はもう朝一で映画館に走る予定です。
雪道なんてなんのその!!