お久しぶりです。
今、ものすごい勢いでブログを書きたい衝動に駆られました。
だから、書きます。
えーと…まあ、ちょっと過去の話でも思い出しながら書きましょうかね。
まみとか、何回も聞かせたのに、ごめんね。
私、前のブログ書いたあと、やっぱり、諦めきれなくて。
別れたことに後悔しか残ってなくて。
自分勝手だけど。
まだ、好きで。彼のことが大好きで。
一通のメールを、送った。
久しぶり。
最近どうしてる?
私はサークルとバイト始めて、やっと大学生活が落ち着いたかなあ。
ちょっと会って話したいことがあるんだけど、会えるかな?
この前はその件で電話しました。
突然で、しかも深夜にメールしちゃって、ごめんね。
時間あるときに、連絡ください。
ただただ、願った。
その前に一回電話したけど、折り返しがなかったから。
返事が、来ますように。
どうかあなたに、会えますように。
2日後。
返事が来た。
アラームもかけずに、起きた、4時15分。
その、10分後のことだった。
今日の朝、交差点で待ってる
役所の前のいつも車が速い交差点。
別に今日会えなかったらそれでいい
でも会いにいくのはこれっきりだから。
う、そ…って、感じだった。
返事が来たなんて。
会いにきてくれるなんて。
急いでお風呂に入って、化粧して、マニキュアを塗って。
久しぶりに、香水をつけた。
彼と会う度につけていた。
その度に「いい匂い」と言って、抱きしめてくれた。
あまりに早い時間だったから、早起きした母親に「もう大学行くの?」と言われて、「いや、ちょっと出かけて、戻ってくる」と答えたら、「どこ行くの?誰かに会うの?」と言われて。隠せない、別に隠す必要はない、と思って、言った。
「彼に、会ってくる」
そのあと、母親に言われた言葉は覚えてない。でも気分いいものじゃなかった。ああそうだ、前より傷つくよ、とかなんとか言われたっけ。でも私は言ったんだ、彼の気持ちは彼にしか分からない、と。
交差点で、彼を、待つ。
人は他に、いない。
暑い。汗が、流れる。
けれどその汗は、暑いせいだけじゃない。
不安や緊張や喜びが募って、流れる。
そして彼が、来た。
「おはよう」
久しぶりに聞いた、彼の声。
変わっていなかった。
私たちは、歩き始めた。
でも、私と彼の距離は、遠い。
彼は、目を合わせない。
片耳にはイヤフォン。
彼の心が、遠い。
かなり、不安だった。
ちゃんと伝えられるだろうか。
聞いてくれるだろうか。
届くだろうか。
でも、伝えなきゃ。
会いにきてくれたんだ。
今日で会うのが最後になっても構わない。
私は、彼が好き。
勇気振り絞って、頑張るの。
たくさんの人が背中を押してくれた。
知恵袋でね、言われたんだ。
彼とこれからも一緒にいたいのなら、お互い本音でぶつかり合って、あなた自身を彼に見せていくべきです。
100%のあなたじゃないと、100%の彼は見せてもらえないとおもいますよ?
いつか、全部さらけ出してよかったと思える日がくるはずです、私のように。
ぜひ、頑張ってくださいね(^^v
載せちゃいけないけど、すみません、載せます。
これ読んで、全力でぶつからなきゃって思ったんだ。
だから私は、ぶつかった。
「で、話って?」
うん、あのね…と、私は話し始めた。
自分から別れを切り出して、後悔していること。
最近やっと、生活が落ち着いたこと。
別れを切り出したとき、自分の心に余裕がなかったこと。
勝手に嫌われたと思ったこと。
距離置こうって言われた数日後に電話をくれたときも、会おうって言ってくれたときも、嬉しさでいっぱいだったこと。
本当は別れたくなかったこと。
そして、言った。
「会えたとき、やっぱり好きだって思ったのに。好きだったのに。ていうか、今でも、私は、あなたのことが、好きです。」
好き、と彼に伝えた瞬間、涙が溢れた。
まだ肝心なこと、言えてないのに。
したら彼がやっと口を開いた。
「で、詩織はどうしたいの?」
彼が聞いてくれたことで、私は、気持ちを伝えるチャンスをもらった。
すごくすごく助かった。また、助けてもらった。
「本当に自分勝手なことしてると思うし、あなたの気持ち次第だけど、友達からでも構わないから、もう一度、やり直したい。そしてできることなら、また私の隣にいて欲しい。」
次の瞬間、彼に腕を引かれ、私の視界が消えた。
気づいたら、彼の胸の中にいた。
涙で、滲む、彼の服。
なぜだか繰り返していた、ごめんね、という言葉。
「もう分かったから。大丈夫。」
その言葉に、抱きしめられている温もりに、涙がますます溢れた。
「いい匂い、する。」
「詩織も、いい匂いする。久しぶりだ。忘れてなかったんだな…」
そう言って彼は、さっきより強く抱きしめた。
だから私も、抱きしめ返した。
彼も、泣いていた。
それからは、お腹空いたねってことで、ファミレス行って、ご飯食べた。
食べおわって、なんだか彼が眠たそうにしてて、私も早起きしたから眠くて、うーんってうつ伏せたら、彼が隣に来た。後ろから腕を回して、私の肩で寝てた。手を、握った。彼の体温は、高い。温かい。安心、した。たくさん会話もした。目を合わせてくれた。笑った。幸せだった。
別れのとき、彼から「連絡するね」と言われた。信じて、待とうと思った。
でも、一週間経っても、連絡は来なかった。
その間、私は不安と期待で入り混じった心と、格闘していた。
もう会えないのかな、って思った。
また会えるかな、って思った。
また会いたい、って思った。
また、抱きしめたい。触れたい。
悩んだ末に私はその次の日の朝、メールを送った。
そして、あとは、待つだけだと思った。
これで返事なかったら、諦めよう。
あの時の言動は一時的なものだったと思おう。
でも一方で
付き合ってたときも、突然連絡が途絶える彼だったし。
テストあって忙しいだけかもしれないし。
もう態度で示したと思って、安心しきって連絡してこないのかもしれないし。
なんて、思ってた。
私が不安だったのは、彼の口から直接、私の気持ちの返事をもらってなかったから。連絡が、なかったから。
でも、信じたかった。
好きだからこそ、信じようと思った。
だから待つって決めた。
したら、来たんだ。1日後に。
連絡してなくてごめん、電話番号教えて、という内容と共に。
嬉しかった。
やっぱり笑顔の自分がいた。
そして私は送ったんだ、番号を。
電話、かかってくるといいなって、願いながら。
そして今の今まで、色んな思いでいた。
私って今、どういうポジション?
彼の気持ちは?
期待、していいの?
連絡はもう少し、待ったほうがいいかな?
ただ、前より確実に落ち着いた自分がいた。
待てる、そう思った。
どうせ待つなら、自分磨きでもしながら待とう。
髪を切って、服を買って、化粧少し研究して。
テスト終わったら、脱毛しにいく。
ほんとコンプレックスなんだ、身体。
うん、そんな感じで、今日まで待った。
実は16日が記念日だったりする。
だからこそ、少し期待が高まった。
今日は帰ってくるの遅くて、家帰ってぼーっと携帯いじってた。
TwitterとかTwitterとかTwitterとか(笑)
したらね、電話がね、来たんだ。
携帯の待ち受けに写るのは、彼の名前。
震える手で、応答ボタンを、押した。
ああ、もう、何話したか忘れた。
うそ、覚えてる。
最近連絡してなくてごめんって言われて。
テストやべえ、まじ大学なめてたって言われて。私もって答えて。
でも今日出かけちゃったって話して。
買い物で店員さんに負けて色々買っちゃったって言って。
彼が爆笑していて。
笑い声が聞けて嬉しくて。
サークルとバイトの話して。
ああ、そうだ。
私が、布団が好きって話をしたんだ。
「布団は私の恋人なの♪」
って言ったら
「え、俺の立場は…?」
って言われたから。
あれ?って思って。あれれ?って。
「布団に嫉妬するとか(笑)」
とか言ってるし、これはまさか…と思って。
「そういえばここ最近、会いたいって言ってくれてなかったね」
って言われたから
「いや、テストとか忙しいと思って、てゆーか、うん、あえて会いたいって言わなかった(笑)」
って言ってみた
「会いたいって言われて嫌なわけないじゃん、暇あらば会うよ」
って言われて…
わあああああ!って、なった。
だから思いきって
「会いたかったに決まってるじゃん、てか、どんだけ会いたいって思ってたことか、ああもう、会いたいよ!」
なんて言ってみてしまった。
電話越しに笑われた。
でも、言ってくれた。
「じゃあ来週の土曜日会おう」
って。
や、った。会え、る。会える!会える!
そして何より決定的だったのは、今度はビリヤードの話になったときに
「謙吾にとってビリヤードって…」
「ビリヤードは俺の恋人だね。
まあ彼女は詩織だけど。」
って言われて、一瞬、死んだ。
涙より、笑顔が先だった。
彼女、私また、彼女に戻れた。
嬉しかった。
ていうかどうやら、私が気持ちを伝えたときに抱きしめてくれたのが、彼の答えだったっぽい。よくわからないけど。少なくとも、私は待って正解だった。やっと、彼のペースにあわせることできた。
少し不安だったけど、大丈夫。きっと少しずつ、慣れてく。
今日もバイトして出かけたらなんか苦痛じゃなかったし。
自分の時間、持てるようになったんだなあ。
復縁することで私が仲村と連絡断つこと、やっぱり嬉しそうだった。それだけ今まで嫌だったんだね。ごめん。
あと、彼からのお願いは、mixiとかTwitterでデートのこととか、そういうことは呟かないこと!
いやあ、惚気というものに無縁な私には、お安い御用さ!
ちゃんと約束、守ります。
ここまでこれたこと、たくさんの人に感謝です。
背中を押してくれたひと、ずっと話を聞いてくれたひと、涙が止まらない私を抱きしめてくれたひと、冷静な判断で落ち着かせてくれたひと、影から応援してくれたひと、同じ立場からアドバイスをくれたひと……
もう、いっぱい、いーっぱい、です。
私はあのとき、メールしてよかった。
素直な気持ちを伝えることができてよかった。
彼を疑って、告白の返事を追求しなくてよかった。
ただただ、待ってよかった。
彼を信じることができて、よかった。
やっぱり私は彼が好きです。
もう同じ過ちはしません。
必ず、変わってみせます。
そして今まで以上に彼を思いやり、大切にします。
たくさんの人に、ありがとう。
そして私は
あなたが、好き。