la vita quotidiana

自分の今と昔、時折振り返ってる。自分の中でね。



小学生のときは女の子なのに、男の子ばっかと遊んでで女らしさなんて何ひとつなかったなー。4年生のとき音楽に影響を受けてそれからよく放課後女の子とピアノ弾いてた。習ってもないのに。


中学生になったら部活を始めて、あまりクラスに馴染めなくて先輩も厳しくて、秋頃にはストレスが溜まりに溜まって学校に来てはすぐ帰ってた。3年になるまでには仲良しな女の子たちとつるんで、中学生ながらに化粧とかやってた。部活引退時に友だちと好きな人がかぶって、結果的に告白されて付き合えたけど、友だちとはうまくいかなくなって中学最後なのにグループを抜けて辛かった。


高校生、髪の毛をバッサリ切った。それなりに恋もしたけど全部うまくいかなかった。付き合えてもすぐ別れてその度に人間不信。この時からよく吐いてたし、死にたいって思ってた。まあ腕も切って包帯巻いてたりしてたよね。腕じゃなくて手のひらとかいろいろ。自分が嫌いすぎて気持ち悪くてどうしようもなかった。授業中に過呼吸になって、保健室に逃げ込んで。教室に入るたびに他人の視線と過呼吸の苦しみに対する恐怖で、いてもいられなくなってまた保健室に逃げ込んでた。唯一良かったのは、友だち付き合いには何の問題もなかったこと。今でも月1で会ったりする子はいつも高校の友だち。


高校のとき、好きになってはいけない人好きになった。その人はずっと憧れで手の届かない人だと思ってたのに、届いちゃった。今の恋愛観はこの人の影響がすごくデカイ。8歳も年上だったから同い年の子は子供っぽく見えちゃうし。でもこの人はもっと精神的に自立している女の子がよかったみたい。伴藤みたいに弱い人間はダメだった。


この人にフラれてからは、なかなか荒れてた時期。よく飲みに行ったし、夜中まで遊んで大学もサボってばっか。恥ずかしい話だけど、身体だけの関係もあった。でもそれでも伴藤を必要としてくれる人がいてくれることに満足してた。空っぽだったから。



変わったのは3年目の春あたり。そう田村くんと知り合うくらいの時期から。





高校のときからお酒も飲んで煙草も吸って、荒れてた時期は荒れてた。カウンセリングも受けてた、自傷もした、死のうとしたことも何度もあった。結局残ったのは何本もの傷痕と暗さだけ。





なにも変わってない。今も過去も。


過去の自分を振り切れて、今を生きていきたいのに思い出すたびに過去のことばかり。縛られてる。変わらないなあ。変わったことは、自傷しなくなったこと、煙草も大量に吸うようになったこと。



少しは明るくなったようにも思うけど、
その分暗くなる影は多くなった気がする。