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味。


はじめて、あなたと向かいあって話したときに飲んだのが、これでした。
良いよ、と言ったのに、さらりとお会計を済ませていました。
何時間でも話は尽きませんでした。
笑顔が絶えないあなたを見ていると、私もずっと笑顔でいれました。
大好きでした。
一緒にいて楽しかったから。
バイバイ、そういう言葉が毎回辛かった。
出来ることならずーっと一緒にいたかった。
あなたにならわたしの全てをあげても良いと思っていたの。

今も、変わらずあなたのことが大好きです。

だけど、
もう、
あなたはいない。

向かいの席に座ってくれる人は、いない。

―――
スターバックスコーヒー、ホワイトチョコレートモカ。

Would you...?



あまーいものは、しあわせをはこんでくれるの。

おひとついかが?



―――
わたしとラデュレ。

煙草。



あなたは、
『煙草を吸う女は嫌い』
だと言って、わたしとサヨナラしたの。

わたしを受け入れてくれない人とは付き合っていけない。
だからわたしも別れたの。

だって無理はしたくはないもの。
我慢だらけでヒステリー。
耐えて辛くてサヨナラ。

そんなんよりかはましでしょう?

これはあなたの優しさであってわたしの優しさでもあるのよ?


いつか一生我慢をする日がくるの。
だけどあなたはわたしにとってのそれに値しなかっただけ。



――――――

有楽町マック、ゆうちゃんの手と煙草。

依存症


―――――

いつからかな。

最初は、興味本意。
周りに流され、
それが格好良い
という

『錯覚』


いつからか、

イライラ
ストレス
不快

リフレッシュ、と称して。

ない

と、無理だと思うようになった。





空っぽの箱。

ソウ



―――
あたしのギター。
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