更新履歴を見たら2年ぶりのようです。お久しぶりです管理人です。
どうも更新が滞り始めたころから体調が悪くなり、今もなお続くそれはどうやら自律神経失調のようです。医者にはっきり言われたわけではないのですが…
初めは左胸の痛みから始まり、喉のつかえ、過呼吸、胃痛腹痛とどんどん移り変わってきています。
病院に行ってもなんともないと言われ、それでも何かあるのではと胃カメラまで受けましたが何もなく…
病名がわからない、治療法がないというのが自分にとってはおそろしく、毎日が苦痛の日々でした。
連載を書きたい、更新したい!という気はずっとありましたが鬱のような状態で手をつけられず。
最近になって配偶者ができ、励まされ、少しずつなんとか普通の生活に戻ってきました。
どうしてこうなった、と自分を叱咤しても一度なってしまったらすぐには治らないようなので、できるだけ気楽に考えるようにしようかと思います。
同じ症状になったことがある方で対処法を知っていたら教えてほしいです。
ナルトや他の漫画を見ていると、少なくともその間だけは痛みを忘れられるので私にとって癒しなんだと思います。
妄想していればきっと治るさ!
だからまたサイトに復帰します。
当時から読んでくださっていた方はもうこちらのサイトには来ていないかもしれませんが、この場を借りて挨拶をさせてください。
長い間更新を滞らせてしまい本当にすみませんでした。連載も今更、という感じかも知れませんが、当時書いていた連載のシナリオとか読み返すとまたメキメキと創作意欲が湧いてくるので自己満足でも書きます。
今まで書けなかった分、いっぱいいっぱい書きたい。
ここに遊びにきてくださってる方、本当にありがとうございます。
復帰のお知らせでした。
※追記ですが、ブログを移行します。
移行、といってもまた新しく新規で書き始めるかも…日記文を移せるようなら移しますが。
もしかしたら完全新規、という形になるかもです。
連載文ナルコン!につきましては、サイトのトップに連載小説のリンクを貼りましたのでそちらから閲覧くださると嬉しいです。
新しいブログではナルトやモンハンについて書いていく予定です。MHP3おもしろい。
切り替えは今日か明日にでもできたら、と思います。
「喝!」
合図とともに粉々に砕け散る地面。
こちらは暗部と暁との戦いである。
なんとかナルトを逃がしたネジは応援に来たガイとともに苦戦を強いられていた。
さっきから遠距離タイプの攻撃が続いておりまったく近づく隙がない。
がむしゃらに爆発を起こしているように見えてデイダラも策略家である。
「チィ…キリがねえ。やっぱ暗部を先にやるしかねえか?」
先の爆発で起爆粘土を切らしたのか、デイダラは少し疲れた様子で動きを止めた。
ほぼ中心付近にいるネジとガイ、デイダラを取り囲むように四隅に配置する暗部。外側ではイタチ、鬼鮫、サソリも交戦していたが、暗部によって口寄せされる巨大動物が予想以上の力をもって向かってくるため暁も優勢とはいえなかった。
「こうなったら誰か一人でもいい。ここから脱出して九尾を追うぞ」
「ああ…そうだな。時間がねえ」
悠長なことはしてられない。ペインに呼び出されるのも時間の問題だ。
互いに一歩も引けないこの状況で、隅にいたイタチがわずか前に出る。
一瞬の沈黙。
風さえ止んだかと思えるほどの静寂のあと、彼は静かに息を吸った。
「火遁…豪龍火の術」
ぐるりと円を描くように吹きつけられた炎は業火となって木々を焼き尽くし始める。
これにはさすがの口寄せもかなわないようだ。
それどころかこのまま炎を放置すれば取り囲まれた人間が焼け死ぬのは時間の問題だ。
「ネジ!無事か!?」
「ああ!」
風に煽られ勢いを増した炎は確実にその範囲を広めていく。
勢いが強すぎて近場の者とも連絡を取ることができない。
暗部の一人が水遁を使用するがここまでの規模の炎を鎮めるには到底及ばなかった。
可能なのは膨大なチャクラを有する鬼鮫ぐらいである。が、あいにく彼はこの場から既に立ち去っていた。
他の三人も同様である。
してやられた。
残されたのは木の葉の忍びだけであり、放置すれば全焼もまぬがれないこの森を置き去りにするわけにはいかず、総がかりで消火作業にとりかかる羽目となった。
一応。
長い間留守にしてすみませんでした。
もしも気にかけてくださっている方がいたらと思い一応現状報告を。
私生活が危ういことになってきまして…
ちょっとこの先更新できるか不明です。
連載はなんとか終わらせたいです。
不定期更新になるかと思いますがご了承くださいませ。
「シズネさん、新しい情報が」
「今行くわ」
「失礼します」
慌ただしい雰囲気の中、紙の束を順番に捲ってそれに目を通しているシズネのもとに、一人の少女が入ってきた。
「サクラ…!あなたその格好…」
「ああ、これなら大丈夫です。かすり傷。それよりこの騒ぎ…やっぱり暁が?」
「暁のこともあるけどこれは違うわ。今調べているのは麻薬よ。正確には幻覚剤」
「…どういうことですか?」
「話すと長くなるから…」
「シズネさん」
向かい合う二人を遮るように暗部の一人が入ってくる。
見れば息を切らしていて、かなり急いできたようだ。
「どうしたの」
「薬物を所持している人物がわかりました」
わずかに乱れた息を整えて、彼が発した次の言葉にサクラとシズネは凍りつく。
「…薬師カブトです」
「…なんてこと…」
「五代目とテンゾウさんが今足止めしていますが、あの男、かなり危険です。自分がここまでたどり着けたことも幸運というべきかと」
「薬師…カブト…あいつ…」
サクラが拳を握り締める。
大蛇丸の細胞をその体に取り込んだ男。
普通じゃない。
何を考えているかわからない。
「ナルトが危ない…急がないと…」
サクラの呟きにシズネはハッと目を見開く。
「ナルト君は今どこに!?」
「不明です。五代目の話ではやむをえなく離れ離れになったと」
「まずいわね…早く探さないと」
「私が行きます」
「駄目よ。危険すぎる。捜索は暗部に任せて、あなたにはやってもらいたいことがあるの。協力してくれる?」
「もちろんです」
散らばった紙をまとめて抱えてシズネとサクラは奥の部屋へと姿を消す。
深夜を迎えた解析部は未だ忙しない空気に包まれていた。
開け放たれた窓からは闇に包まれた森が見える。
奥の部屋でシズネに渡された書類を見ながらサクラはナルトのことを思っていた。
(ナルト…どうか無事でいて)
「ハァッ、ハァッ」
金色の髪をなびかせ息せき切って走っているのはうずまきナルトである。
彼は今一人だった。
(ネジは…無事なのか…?あいつら相手じゃ心配だってばよ)
危なかった。
暗部の足止めがなければ今頃ネジもろとも暁に捕まっていたに違いない。
最重要人物である自分に付く護衛はもはや誰もいなくなってしまったが、やむを得ないことだ。
なにせ一人でも厄介な暁幹部が見事に4人揃っていた。
人をまわしている場合ではない。
暗部総動員でもどうなるかわからない。
シノの落とし穴を切り抜け、敵の目を盗んで来たのはいいが真っ暗な森の中ではどこも安全とは言えなかった。
今でこそあの4人は自由の身となっているが、彼らを拘束していたあの檻はおそらくヤマトの術によるものだ。
いつか新生カカシ班で行動していたときに脅しで一度見せつけられたことがある。
(隊長があの4人を一人で…?)
さすが現役暗部というべきか。
しかしあの場にヤマトがいたかどうかは不明だ。
(オレは…これからどうする…)
ネジが言いかけた情報とは一体何なのか。
結局聞くことができなかった。
もはや巻物争奪戦どころではなくなってしまったわけだが、それでもナルトは懐にしまいこんだ巻物を落ちないようにもう一度服の奥へと押し込む。
体制を立て直して再び走り始めようとしたナルトの前に突然人が現れた。
「っ…誰だ!?」
暗くてよく見えない。
ナルトは咄嗟にクナイをかまえた。
「…ナルト…?」
戦闘準備に入っていたナルトを呼んだのは、ひどく弱った声。
思わず身を乗り出すと、そこにはぼろぼろになったサクラの姿があった。
「サクラちゃん!?」