17日間,そしてこの17日間を見据えた4年間も含めて,本当にお疲れさまでした.
ロンドン,福島でのワクワク学校,宮城でのパラリンピック取材,平和祈念式典,『24時間テレビ』で愛知,東京でオリンピック中継,そこにレギュラー番組.
7月の末から今日まで,把握しているだけでもこれだけ走り続けた翔くん.
オリンピックを中心に考えるともう少しスケジュールを工夫して専念させてあげられなかったのかと思ってしまうのですが,翔くんにとってはどれも大切で強いこだわりを持っていたから,何かを優先して何かを切り捨てるなんてできなかったよね.
今回のこのスケジュールを見て,思い出したのがバンクーバーオリンピック.
オリンピックキャスターをしながらドラマ『特上カバチ!!』の撮影をしていた翔くん,あの時も本当に大変なスケジュールの中を走っていました.
そのときのプロデューサーである植田さんの言葉.
「今回,大変なスケジュールの中,櫻井君にどうしてもやってもらいたいのだと,なんども,マネージャーさんに頼みこみに行きました.
嵐は大ブレイク中で,スケジュール自体,連ドラが成立するほど,残っておらず,誰もが,うーーんと,うなってしまう状態だったのですが,本当に奇跡的に成立しました.
ただし,けして,偶然による奇跡ではありません.たくさんの人のあきらめない気持ちが生み出してくれた奇跡です.櫻井君が,ほとんど寝る時間がない,という前提でのお話ですから,櫻井君自身が,やる,と決断してくれたこと.マネージャーさんはじめたくさんのスタッフがそれをサポートするということを決断してくれたこと」
今回もすべて分かった上で決断してくれた翔くん.
どんなに厳しいスケジュールでも,いつだって翔くんは走ることを選んで走りきってくれるのです.
私たちが想像する以上の努力をして翔くんが実現させてくれた光景,それを見ることができたこと,受け取ることができたこと,本当に嬉しく,同時に誇りに思います.
たくさんの感動も,我々が向き合わなければならない現実も,言葉だけではなくその姿勢で示してくれました.
翔くんを通して感じることができたこと,心より感謝します.
本当に,本当にありがとう.
最初の数行ですでに胸がいっぱいだったのですが,北島選手との妄想斜め上を行く思わぬ対面にほっこりしました.
そういうものなのかな現実って(笑)
特番ではゆっくり聞けなかったこともあるだろうから,お互いに落ち着いた時にじっくりと膝を交えて語り合ってほしいなと思います.
翔くんの「
康介くん」と北島選手の「翔くん」が何だか素敵だなと思いました*^^*
続く,“
最後に.先日,大親友と”という言葉にすぐに翔くんの同期である米花くんが浮かびました.
彼が退社したと知った時,「どうして?」という驚きと同時に,私は翔くんの顔が浮かびました.
翔くんにとって唯一の同期である米花くん.
どんな思いでそれを知ったのかな?
どんな思いで背中を押したのかな?
私たちにとっては突然のことのように思いましたが,これだけ大きな決断です,もっと前からその日に向けて葛藤しながら歩んでいたのかな.
「
決断するって,何かを選び,何かを失うことだと思うから」
この言葉がふと頭の中を過ぎり,2人の16年半という歳月に暫し思いを巡らせました.
翔くんの寂しい気持ちや振り返ることも立ち止まることもできないまま来た日々を思うと胸が締め付けられます.
ふと立ち止まって振り返ったそこからは何が見えたのかな?
ただ,悲しいだけじゃない.
何かが終わるわけでもない.
始めるために決断したことだから.
私たちが今までのように彼に会うことはないけれど,翔くんが彼の新たな人生を見ていてくれる.
2人の進む道は違えど,翔くんが振り返る日々にも彼が振り返る日々にも確かにお互いがいて,これからも大親友なのは変わらない.
一人だけじゃ,ここまでやってなかっただろうな.
たった一人だけじゃ,楽しくもなかっただろうな.
この言葉に翔くんの想いが,今もなお走り続けることができる理由が凝縮されているように感じました.
翔くんが振り返る日々に彼がいて良かった.
小原くんのように今も付き合いが続いている,きっと2人もそんな風に続いていくよね*^^*
大きな決断をした彼の進むこれからの道も,翔くんが走り続けるこれからの道も,明るいものでありますように.
お疲れさま.
そして,ありがとう!
16年半の日々とこれからに祝福を!!
『Still...』を聴きながら.