とても短く
とても長い時間でした
キミと出逢わなければ月を見上げることもなかったでしょう
キミと出逢わなければ溢れる感情に揺さぶられる自分を知らなかったでしょう
キミの目に映る景色は僕の知らない世界で、とても輝いて見えました
キミの話はいつも面白く、言葉遣いや表現を羨んでました
時に見せる艶っぽい声
僕をどうしようもなくドキドキさせて、夢中にさせて、こんなにも惑わせて、のめり込ませて、躯が可笑しくなっちゃいました
キミのこと考えては、雑踏に声を探し
鳴らない画面を何度も更新します
とても短く
けれど生涯忘れないでしょう
こんなに惹かれて
こんなに悲しくて
こんなに寂しくて
こんなに誰かを想うのはキミが
最初で最後です
日々を虹に比喩するならば
キミの声をゆっくりと奏でられる
土曜、若しくは日曜日が綺麗な七色の虹になる
それから後は、毎日一色ずつ
減っていき
金曜あたりには
息も絶え絶え
七色なはずの虹は
暗い一色を残して、キラキラと綺麗に輝く他の色は消えている
それでもあたしの耳は、
キミの声を忘れたりしない
耳から離れない
疼く躯が求めるのは
全てがキミ
キミを求めすぎて
夜毎、自分を慰めている
記憶と耳に残るキミだけで
意図も容易く昇り詰める
ねぇ?
キミを誘ってもいいかな?
キミがうちに帰る前に
キミに欲しいと強請ってもいいかな
今は、特別な一週間だけど
それがまたあたしを
無性に欲しがりに駆り立てる
下品な言葉で
下品な音を響かせ
声押し殺し
キミと溶けたい
キミが興奮するような
下品な懇願して
淫らに乱れながら
こんなに気持ち良くなってごめんなさい
って、鳴きながら
キミが注ぐものを求めたい
ダメかな?
次はいつ?
いつキミと淫靡な時間を過ごせる?
あたし、もう我慢できないの、、、