喜びを語っていたはずのあなたは
あくる日には怒りを語っていた
愛を語っていたはずの君は
数日語には憎しみお語っていた
あの人への尊敬の念を語っていた僕は
違う誰かと同じ人のことを愚痴っていた
決して目立たないようにとその場しのぎの色を上塗りしていたら
いつのまにか元の色さえわからなくなってしまっていた

蒸し暑い猛暑には寒い方がましと言い
寒い冬には力強い日差しが恋しくなる
誰かにもう今すぐにでも会いたいと思い
そのくせ誰の声も聞きたくないと引きこもる
だからせめて、変わらない思いを寄せてくれているあなたには
これからもずっとありのままの自分を届けて行きたい
もしもわがままお言わせてもらえるのなら
二人で共に過ごすこの瞬間が
あなたにとっても心安らぐ時であってほしい