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18/04/03 21:53 #7 / 吐露。 サクラ、ひらひら。 私の恋のように、ひらひらと。 あなたと出会ったときも あなたとお別れしたときも 温かな日差しの中、桜が満開で ひらひらとサクラが散ってゆきました。 もう、あのときに戻ることが出来ない。 桜を見るたびに思い出す 楽しかったこと、つらかったこと。 ケンカしたときには このベンチに座ってひとりで泣いて。 あなたはすぐに追いかけてきてくれて 強く、優しく私を包みこんで 「ごめんね」って言ってくれた。 でも、そんなあなたは、もう居ない。 心にしか生きてないの。 なぜ私を置いていったの? なぜ私もついていけなかったの? なぜ、なぜ……。 自分を責める日々だった。 泣いて、泣いて、泣いて。 あのベンチに座っても あなたに抱かれることは、もう無い。 サクラも、私の気持ちも 一緒にひらひらと…。 |