スポンサーサイト



この広告は30日以上更新がないブログに表示されます。

思い出す

絶望の最中にいた4年前のこと。
初めは5年くらい前の修学旅行だった。触れられることが嬉しくて犬が懐くかのようにあいつに尻尾を振ってはご褒美を貰っていた。
彼女がいることを知ったのは夏休みだった。それでも遊びに誘えば答えてくれるし相変わらずイタズラはされていた。その影で彼女にはカーテンの裏で何かしていたのも見ていなかったわけではないのに。
夏休みも明けて文化祭も終わったあと、私の家で2人きりで遊ぶ約束をしてしまった。ゲームをするつもりだった。当時の私は漫画みたいな事は起こらないと思い込んでいた。
非情にもベタな少女漫画みたいなことが起きた。ゲームもひと段落したあと私の体は軽い力で押されソファーへと倒されていた。何が起こったのかわからないままの瞳であいつを見た。冗談めいた口調のまま俺のことが好きならキスもそれ以上のこともするけど、とよくわからないことを言い始めた。彼女がいるのに何言ってんだこいつと思って真顔になった私に対してあいつも真顔になり次いで耳元でyesならキスをしろと言ってきた。できるはずがなかった。そのまましばらく何もせずに固まってる私の唇に何かが当たる感触とそのまま口内に入ってきたにゅるにゅるした何かに侵されてからやっと私のファーストキスは奪われてしまったのだと悟った。
そのあと処女の私に対して何もせずに指を突っ込んで動かしてみたり自分でもあまり見ないそこをまじまじと見たりと好き勝手された挙句、その時生理の終わりかけだった私を四つん這いにさせて上に被さって囁いたことといえば、こっちの穴には入れられないから後ろ使ってみようか とのことだった。正気の沙汰ではないかエロ本の読みすぎだと思うけど本気らしく本当に入れようとしてきたが勿論入るはずもなかった。
その後あいつはそそくさと格好を整えてまた明日学校で、という呪詛を残して帰っていった。これから約1年間にわたって続く地獄の始まりだった。
数年経った今でも鮮明に思い出せるほどの絶望がずっとずっと心の何処かに巣食ってる。
巣ごとの駆除の仕方はまだ見つかっていない。
続きを読む

殺す

強くなって って、強くなれるもんならそりゃあなりたいよ 支えたいよ
過去と向き合って って、向き合ったら今の私が耐えきれずに死ぬんですけれども ていうか既に死んでるんですがね
前を向いてくれ って、過去と向き合えって言われたばっかだし過去の私がしがみついてきて進めないんですが

今の私が幸せであれば幸せであるほど、過去の私がしがみついてきてその上恨めしそうな顔して「こんな扱いされた私がそんな幸せに浸れると思うなよ」って口から零すせいで死んでしまいそうになる。
この過去の私をぶっ殺さない限り今の私はいずれ死ぬ。
早く殺さないと私が死ぬ。
どっちも私だけど生き残れるのは1人だけ。
早く殺さないと。
過去の私が殺せないなら今の私は早く殺してくれ。
もう耐えるのもうんざりだ。
早く楽にしてくれ。

死にそびれて今

死ぬのに失敗してから さあ!これからは心を入れ替えて一生懸命生きていくんだ!! なんてことになるはずもなくだらだらと死んだように生きる毎日。

でも最近は一つだけ、心残りになるようなことができてしまった。

学校の仲間内で始めたただのスマホのアプリゲーム、crash of clansのとあるクランに入ったところであの人と出会ってしまった。
生放送をやっているらしく、当時テスト勉強中だったからbgmにでもしようと思って見に行った。
コメントをしたら返事してくれたのが嬉しくてその日から毎日通った。
どうやら気に入られたらしかった。
お話ツールの、Skypeみたいなものをインストールしたら実際にお話できるらしく勧められるがままインストールして生放送内で初めてお話した。
女の子かわからなかったらしいけど声を聞いて女の子だと確信したらしい。
放送が終わってLINEのidを聞かれた。
LINEで電話した。
それから毎日毎日LINEで電話して連絡をとって、放送にも参加した。
いつからか本名を聞いたり身の上話を話したり卑猥な電話もするようになった。
いつの間にか好きになってしまったらしかった。
つまらない嫉妬もして1人で勝手に泣いて荒れたときもあった。
みんなが飽きてやめてしまったあとも私1人だけゲームを続けていた。
9月の下旬、とうとう泣きながら電話であの人に想いを打ち明けてしまった。
好きになったらだめだろうに好きになってしまったのかもしれない、と。
全部わかっていたらしかった。
好きと言ってくれるようになった。
あの人は私のことを好きだといってくれるようになった。
私は子供であの人は大人だと思い知らされながらも一緒に居たいと思ってしまったし思わせてしまったらしかった。
今も毎日電話して、みんなにはまだ(いつか知らされるのかどうかもわからないが)秘密の関係は続いている。

これが今私をこの世に繋ぎ止めてるただ一つの理由。
死なない程度に手首を切ることを覚えたり拒食も覚えたけどそれでもまだ生きている理由。
あの人にこのちっぽけな人生を差し出したいがために今もギリギリのところで生きている。

初めての

自殺未遂。

日曜日の夜彼ともカタつけて思い残すことも消した。
月曜日決行しようとした。

拙い遺書もノートに書いて、要らないゴムとか見られたくない落書きスケブはゴミに出した。
高濃度の二酸化炭素で楽に逝けると知って堺東で購入。4kgと多めに。
あとはお風呂に入って吸って意識無くして溺死するだけだった。
通報された。
おまわりさんがきた。
お話して、お母さんにも話さざるを得なくなった。
くそが。
ちくしょう。
あいつのことは一生ゆるさない。
火曜日学校にいって生存報告をしてから怒られた。
水曜日病院にいって薬もらった。
木曜日けいくんに頭を撫でてもらった。
金曜日は引きこもった。
なんでまだ生きてるんだろう。

私だけ

また 私だけ病 が発病したみたいで。

デートって、二人の時間を共有できる、お互い以外の誰にも縛られない、とても自由で、とても大切な、とても特別な時間だよね
ってそんな妄想を抱いているからとてもとても楽しみにしてるのに、そんでもってバレンタインデーだからチョコレート渡すのにもとてもとてもドキドキしてるのに、
そんな淡白に返されるとなんだかとても悲しくなってくる。
こんなドキドキしてんのは私だけなのか って。
こんなに相手のこと好きで考えてぐるぐるしてんのも私だけかのかって。
私だけ、私だけ、私だけ。
そんなはずないのに、私だけって言葉がぽろぽろ溢れてやるせなくなる。
相手にも失礼なのにそんなことも考えず私だけ私だけって沸いて出てくる。
相手のこと考えてないのはどっちよ。
私が考えてんのはどうせ私でしょ。
捨てられるのコワイって。
愛されなくなるのコワイって。
離れられるのコワイって。
どうせそんなことばっかり考えてるんだ私は。
グズめ。
そんなこと考えるよりなにか捨てられない為の努力でもすればいいのに。
(ってことを文字にして文章にしてる時点でもうだめなんだけど。)
前の記事へ 次の記事へ